ばね指について
指の引っかかり、痛みでお悩みの方へ
1. ばね指はなぜ起こる?
指を動かすための「腱(けん)」と、それを押さえる「腱鞘(けんしょう:トンネル)」が炎症を起こした状態です。
例えると…
- 腱: 指を動かす「ベルト」
- 腱鞘: ベルトを押さえる「ベルト通し」
使いすぎると、ベルトが太くなったりトンネルが狭くなったりして、通り抜けの際に引っかかってしまいます。
2. あなたの症状をチェック
指の付け根を押すと痛い
朝起きたとき、指が曲がって伸びない
指を伸ばすときに「カクッ」となる
反対の手を使わないと伸びない
3. 治療の流れ
まずは「安静」と「お薬」
症状が軽い場合は、塗り薬や湿布、飲み薬で炎症を抑えます。テーピングや装具で指を固定し、休ませることも重要です。
ステロイド注射
腱鞘(トンネル)の中に、強力に炎症を抑えるステロイド薬を直接注射します。多くの場合、1回の注射で劇的に改善しますが、再発することもあります。
腱鞘切開術(小手術)
再発を繰り返す場合や、指が完全にロックして動かない場合に行います。1cm程度の切開で狭くなったトンネルを広げる、10分〜15分程度の日帰り手術です。
4. 日常生活のアドバイス
🚫
無理にカクカクさせない: 引っかかりを確認しようと何度も動かすと、かえって炎症がひどくなります。
♨️
お風呂でリラックス: 湯船の中でゆっくり手を温めながら、痛くない範囲で優しく指を伸ばすのが効果的です。
📱
手の使いすぎに注意: スマホの操作、キーボード入力、重いものを持つなど、特定の指に負担がかかる作業は控えましょう。
